(撮影してる状況を人に見られたら、ちょっと滑稽な姿になる)
4月10日 土京川
3月はずっと寒かったけれど、やっとこさ暖かくなった。いままではフリースにマフラーは手放せなかったけれど、今日初めてペラペラのウインドブレーカーのみで通せた。
11時に川へ着いて入渓する。長良川筋とは違って、水位はやや多い程度。ポカポカと暖かくて今日こそ釣れそう。でも1時間、なんにも出なんだ。

12時になったので昼食。今まではカップうどんだったけれど、今日はカップ焼そばにする。暖かいからビールが旨い。そして読書も心地よい。そしてうっかり3分間の調理時間を忘れてしまって、カップ焼そばのお湯を捨てる頃には、麺がぶよぶよになってしまった。

再び入渓。午前中とは違ってハッチの量がグッと増えた。
#14のソラックスダンを結んで竿を振ると、暫くしてイワナが釣れた。それで久々にオプティオW80で水中写真。さすがに水はむちゃくちゃに冷たくって、水中にカメラを突っ込んでいられるのは10数秒が限界。でも数枚シャッターを切る。
それからまた暫くして18センチのアマゴ。
またまた暫くして22cmのアマゴ。う〜ん、これはデジイチで撮らねば・・。
そしてK100を取り出してフレーミングを決めてシャッターを押す・・・?が、カメラが動かん。・・・?あれ?電源が入ってないぞ。スイッチはONなのに。それにバッテリーは先週に充電したばっかりなのに・・・!おかしい!!
このカメラの症状は、去年の秋に局長さんのK100がぶっ壊れた時の症状に似てる。あたしのK100もぶっ壊れたのか???
とりあえず1週間、様子見ます。

気を取り直してオプティオで写真撮って、先に進む。
そして3匹釣った。K100の調子以外は大満足でした。

4月16日 土京川
またまたまた土京ですが、今日は局長さんと一緒です。でも今日は、すこぶる出が悪かった。
11時に川へ入ったけど、1時間、全く出なかった。いつもなら数匹の魚が泳いでる淵にも全く魚影は無かった。氷の張るような日であっても魚が走る瀬尻でも、なにも居なかった。・・・、昼食。
私が市販のケーちゃん焼いて、局長さんが自家製のギョウザを焼いてくれた。旨いな〜。

気を取り直して場所移動。「ここは魚影が濃いんです」と私が宣言する。
が、薄かった。希に小さいのが反応するだけ。
そして私にだけ、1匹の良型が釣れた。局長さんは・・・、1匹釣ったのかな〜〜?

翌17日。牛道経由で寒水を目指すも、途中で通せんぼしてあった。牛道はまだ雪代が出てるのでパスして栗巣へ行ったら釣り大会をやってて大賑わい。上流も釣り人一杯。
挫けて切立へ行って5匹ばかり釣ったか。

(前回に引き続き、水面のキラキラがミソ)
4月24日 土京川
え〜、ずっと土京ばかりですが、そろそろ釣り場を広げたい。
けど昨日の雨であちこち増水してて、まあ私の行動範囲内でこの増水でドライフライでの釣りが出来るのは、やっぱり通い慣れた土京でしかなかったのです(沈める釣りはもう飽きた。それに、難儀な遡行はイヤ)。

増水した長良川を下って、クネクネした堀越峠を越えて、増水した鹿倉川を渡って、増水した和良本流を横目に、やはり増水した土京川を遡って、多分ミミズには最高の水況なんではないかと思いながらもどんどんと上流へ行って、現地にはいつものように11時に到着。
フリースを羽織って川へ降りる。やっぱり水が多い。ポイントは半分以下に減ってる。そして寒い。もう一度車に戻ってマフラーを首に巻く。そしてやっとこさフライを振る。ハッチも無く全く釣れる気もせん。30分で挫けた。まあ、午後になれば状況も変わるだろう・・・・。

それからもっと上流へ行って早めの昼食。アグラ椅子にどっかり腰を落として殊能将之さんの「マキイラの新しい城」をめくる。すると北風がビューと吹いて寒い。青空が出てる時には感じないけれど、北風に乗った雲が太陽を隠すと、とても寒い。フリースの上にウインドブレーカーを羽織って、カップ焼そばをすすってビールを頂く。どうも鬼殺しのほうが良かったかも・・。

そして再び川へ。一瞬ウェットを付けようかとも思ったけれど、もう集中力は無いので#14のストーンフライにした。ハックルは4回だけパラリと巻いて下部はV字カット。ウイングとインジケーターで浮かす。
しばらくして1匹出た。乗らなかったけど・・。そしてもうちょっとして20cmが釣れた。それから30分に1回くらい出る。でもドラグのかかったフライには出ても乗ってくれないし、それも1回しか出ない。「一投入魂」でないと釣れないのだ。そういうの、私ゃ苦手。

でもとりあえず、鷹揚なお魚が5匹いた。

(前坂谷近くで咲いてた。名前は知らない)
4月29・30日
29日に、今期初めて九頭竜へ行ってみた。
油坂を越えた先には所々に残雪があって、やっとサクラが咲き始めたばかり。それからダム湖を横目に北上。和泉村集落についたころには雨が降ってきた。それから石徹白川を遡って、途中でタラの芽ポイントを歩いてみたけど、その芽はまだまだ硬く縮こまっておりました。そして前坂谷に着いてみるとドードーの雪代。残雪と地面の間には、まだ丸いフキノトウが顔を覗かせる。
引き返して大納川を覗いたけど、やっぱりドードーの雪代。挫けました。ここいらは5月中旬過ぎでいいや。
それから白鳥に戻って板倉谷へ行ってなんとか竿を出したけど、寒いし釣れんしで30分で挫けました。

翌30日は、天気予報では晴れて暑くなるはずだったので、ヲンボ谷へ行った。けれど空は厚い雲に覆われて肌寒い。
10時半に現地について、6’00”#3の竿に12ftのリーダーつけて、#14のストーンフライを結ぶ。水は多め。そしてたまに仔アマゴが絡む。魚影は薄そう・・。それから2匹バラした。15〜6cm程度か・・・。あんまり釣れる気せんので1時間でやめた。
そしてやむなく、またまたまた土京へ向かう。私ゃもうここでしか釣れる気がせん。本当はもう土京は卒業したいんだけど・・・・。
そして土京へ向かう途中から雨が降ってきた。
川へ着いた頃には雨は上がったので、アグラ椅子出してバーナー出してビール出してくつろごうとした。ら、再び雨が降って来た。やむなく、それら全部をあわてて車に戻して、座席に座ってビールを開ける。カップ焼そばを作りたいけど、さすがに車の中でガソリンバーナーはよう使わん。暫く待って雨が小止みになった隙にサッとお湯沸かして、とりあえず焼きそばが出来た。3分待って焼きそばすすってたら、雷が鳴り始める。そして雨がザザザッーと降り始める。ちょっと待ってくれ。今日の天気予報は、晴れて暑くなるんじゃなかったのか!!
土京に着いて2時間後、やっと霧雨状態になったので、肌寒い中でなんとか2匹釣ってホッとしたのでした。